二転三転・急転直下の空転?
2009年 06月 10日
「F22」ステルス戦闘機247億円…米国が日本向け価格
ロイター通信は5日、日本が次期主力戦闘機(FX)として取得に意欲を示している最新鋭ステルス戦闘機「F22」の輸出型を作った場合、価格は2億5000万ドル(約247億円)になる見通しだと報じた。米予算に強い権限を持つダニエル・イノウエ米上院歳出委員長(民主)が藤崎駐米大使に送った書簡で伝えたとしている。F22の輸出には、議会が決めている禁輸措置の解除が必要だが、イノウエ氏は日本への輸出に前向きとされ、日本の検討加速を促す狙いがあるとみられる。
イノウエ上院議員については、以前触れた。
第二次大戦においてハワイの日系人部隊に属して欧州戦線で活躍、陸軍大尉まで昇進して政界入りした人だ。最後(?)の日米両国への橋渡しというご奉公的意味合いがあるのか、とにかく日本から金を巻き上げようとしているかは不明だが、あれほど機密流出を恐れて輸出を固く拒んでいたはずのF-22ラプターで外貨を稼がなければならないほど、アメリカの財政はヤバイって事かw
この最新鋭戦闘機、高コストな機体である為、アメリカ国防総省は12年に187機の生産をもって発注しない事に決定している。だが、最近のラプター絡みの報道を見てみると、それ以外にも理由がありそうな・・・。こんな不良品を売りつけないでくださいよw
日本でライセンス生産までさせてくれたら、事故率は下がるかもしれないけど。
→F-22、事故発生率は中古のミグ戦闘機並に悪化
→F-22神話がまた一つ崩壊、模擬格闘戦演習でT-38によって撃墜
→ボーイング、F-15SEは1機1億ドル・販売パートナーの募集を開始へ
ボーイングが3月に発表したステルス性能を高めたF-15戦闘機の新型機「F-15 SE(Silent Eagle)」の販売価格を1億ドルとし、具体的な販売パートナー企業の選定活動に入ったことが5日までに明らかとなった。ボーイングではF-15のステルス性能は輸出版のF-22とほとんど変わらない上、F-22、1機分のコストで2.5機購入することが可能というコスト面での有利性を押し出すことで受注獲得を目指す。
「サイレント・イーグル」か、かっこええのう・・・(*^-^*)
こっちで十分だな。現行のF-15Jも大体100-120億らしいので、変わらないじゃん。
登場から40年近く経つのに、古くささを感じさせない。開発時にF-15の方が劣る、と一部で言われて評価の高かったF-14トムキャットは全機退役してしまっているというのに・・・。
→防衛相、F22に意欲 次期主力戦闘機
浜田靖一防衛相は9日の記者会見で、航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)について「まだF22を追求していきたい」と述べ、米国が禁輸を継続する同機獲得に意欲を示した。浜田氏は米国側から採用の打診があるF35について「ゲーツ国防長官からも言われているが、まだできあがった飛行機がない」と指摘。「F22がだめだったら、F35に限らず、他のものも選択肢に入れながらやっていかなければいけない」と述べた。
こういう形で貢ぐ、という話がついているのだろうか?
まぁ、民主党政権になったらいきなり中国の戦闘機をFXに指定するかもしれないけどw
・・・と思ったら、以下のニュースが。
→米国防長官は日本にF35推奨 F22導入断念の可能性
でも浜田長官のコメントとゲーツ国防長官のスタンスは同じだな。
阪神に帰ってきた光!岩田、復帰戦で好投
西武が今季3度目のサヨナラ勝ちで4月以来の貯金1。九回に代打・大崎の押し出し四球で試合を決めた。涌井は3失点完投でリーグトップタイの7勝目。阪神は四回以降は2安打と打線が沈黙。今季初登板の岩田を援護できなかった。
by currybeans
| 2009-06-10 00:15
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