差別と区別・優遇と是正
2009年 08月 15日
米最高裁は29日、消防士の昇進試験で黒人を優遇した米東部コネティカット州ニューヘブン市の措置は、白人に対する逆差別で容認できないとする判決を下した。米国では公民権法の下で黒人を優遇する積極的差別是正措置(アファーマティブ・アクション)が長く行われてきたが、判決は人種に基づく少数派優遇の行き過ぎに歯止めをかける内容。今後、全米で採用や昇進の在り方に影響を及ぼしそうだ。
6月のニュース。
今回の米最高裁の判決は、コネティカット州の消防士の昇進試験に関する逆差別の件だが、大学入試や就職試験など、直接的な優遇処置は各州で行われているようだ。
白人以外優遇なら、日本人チャーンス!と思ってしまうが、中韓やインドなど勤勉な方々が多いアジア系は、優遇の対象とならないどころか、逆に白人比でマイナス修正を受けているらしい(アイビーリーグ大学の入学審査における大学進学適性試験)。
ある州では一時期、白人警官が昇進する時は黒人警官も昇進させる、という制度があったり、かなり制度ありきで実運用上には、多大な問題を抱えているように見える。
実際、学生の割り当てや入試試験のかさ上げに関しては、各地で住民投票や訴訟により、禁止になっているケースもあるようだ。今回のケースもその一例だろう。
なんつーか、日本にも男女共同参画社会基本法を初め、あんなものやこんなものがあるのだが、どうにもタブー化(除く2ちゃんw)されていて、かえって差別を助長しているのでは無いか?と思ってしまう事もある。行き過ぎた逆差別に対して、こういうブレーキがかかるアメリカの方が、色々問題は抱えつつも健全じゃね?と思ってしまう訳だ。
ちなみにコネチカット州の人種構成は、約80%が白人で、黒人は約10%。
(南北戦争では黒人解放を目指した北軍陣営だった訳だが、これは関係ねーか。)
サンドウィッチのSUBWAYや、GEの本社があり、今期限りと言われているロッテのバレンタイン監督や、兄妹デュオのカーペンターズはここの出身だ。
阪神・筒井2回6失点…「自分に力がない」
毎回の16安打を放った巨人が打ち勝った。ラミレスの3ランなどで四回までに8点をリード。6点を奪われた直後の五回に木村拓が貴重な適時打。グライシンガーは3年連続の2けた勝利。阪神は追い上げるも一歩及ばなかった。
by currybeans
| 2009-08-15 00:30
| News