名物プロデューサー逝く
2010年 11月 08日
「宇宙戦艦ヤマト」プロデューサー、西崎さんが船から転落死
海上保安庁に入った連絡によると、7日午後0時45分ごろ、アニメ「宇宙戦艦ヤマト」のプロデューサー、西崎義展さん(75)が、東京都小笠原村父島の海で船から転落し、死亡が確認された。小笠原海上保安署によると、西崎さんは乗員8人とともに民間調査船「YAMATO」(485トン)に乗って父島沖の海上に出ていた。沖に停泊し、遊泳しようとしていたという。死因などを調べている。西崎さんは劇場用アニメ「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」でプロデューサー兼監督を務めていた。「ヤマト」の著作者は自分だとして漫画家の松本零士さんと訴訟となったが、平成15年に過去の作品は両者の共同著作とすることで和解が成立していた。
良くも悪くも松本作品的な匂いをアニメ版宇宙戦艦ヤマトから消したのは、この人の存在だろう。
制作を許可し、原作としてクレジットされている実写版、というかキムタク版宇宙戦艦ヤマトの公開を来月1日に控えての事故死。内部向けの試写会で観ていると思うけど、どういう感想だったのか聞きたかった。しかし調査船「YAMATO」って、船名からして所有しているのかな?
485トンって結構デカイがw ヤマトから海に帰っていくなんて、不謹慎だと思うが非常に西崎氏らしい最後では無いだろうか。・・・と、古いヤマトファンはみんな思っているだろう。
これで復活編3部作の残り2作品はお蔵入りかな。(興行的に厳しかったと聞いているので、どのみち無かったかもしれないが)富山敬さん、宮川泰さん、阿久悠さん、羽田健太郎さんたちと天国で昔話で盛り上がってください。そして実写版ヤマトの成功を祈ってあげてください。
ヤマトじゃなくても、こういう作品が日本から出てきて、世界的に成功して欲しいので・・・。
(映画冒頭か最後に「西崎氏に捧ぐ」みたいなテロップが出るんだろうね、やっぱ。)
心からご冥福をお祈りします。
餞別は無しです。今までかなりヤマトには貢いでいますからねw
by currybeans
| 2010-11-08 00:30
| Cinema