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デイリースポーツを一般紙に!・・・という訳では無い。


by CurryBeans
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鉄腕、逝く・・・。

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鉄腕、逝く・・・。_f0054227_0425956.jpg
(写真:毎日新聞)

<訃報>稲尾和久さん70歳=西鉄(現西武)元投手
元プロ野球西鉄(現西武)ライオンズの投手で「鉄腕」の異名を誇った稲尾和久さんが13日、悪性腫瘍のため福岡市の病院で亡くなった。70歳だった。1937年、大分県別府市出身。別府緑丘高(現芸術緑丘高)から56年に西鉄に入団。制球のよい速球とスライダーを武器にしてルーキーで21勝6敗、防御率1.06で新人王に輝き、中西太、豊田泰光両選手らの強打者とともに西鉄黄金時代を築いた。巨人と対戦した58年の日本シリーズでは、チーム3連敗からの4連投で逆転での3年連続日本一に貢献し「神様、仏様、稲尾様」とたたえられた。57、58年にはパ・リーグ最高殊勲選手に輝き、61年には故ビクトル・スタルヒン(巨人)と並ぶプロ野球タイ記録のシーズン42勝(14敗)をマーク。69年に現役を引退した。14年間の通算成績は276勝137敗、2574奪三振、防御率1.98。引退後は70年から西鉄、太平洋、84年から3年間、ロッテの監督を務めた。93年に野球殿堂入りを果たした。
選手時代、まだオレは生まれていない。
野球少年だった時には、すでに「伝説の人」だった。

「神様、仏様、稲尾様」と崇め奉られるきっかけとなった、58年の巨人との日本シリーズ。
巨人とは3年連続の対戦だが、長嶋茂雄がルーキーの年でもあり、2年連続敗退のリベンジに巨人は士気が高く、3連勝して一気に日本一奪還を決めかけていた。
第3戦に完投したものの0-1で敗れた稲尾は、第4戦も先発し完投勝ち。第5戦は4回からロングリリーフ。延長戦で自らサヨナラ本塁打を打って勝ち。第6戦は完封勝ち。第7戦も長嶋のランニングホームランのみの1失点完投勝ち。

( ゚д゚) ポカーン… 

時代が違うとはいえ、選手生命が絶たれてもおかしくない連投と、それを感じさせない快投・・・。
当時2ちゃんの実況板や野球板があったら、どんなスレが立つんだろうかw
ナベツネがオーナーなら、翌年には日本シリーズでの連投を禁じるルールを提案するだろうw

これだけ保田もビックリな酷使をされながらも、その3年後には42勝w
(ちなみに1987年の阪神は、チームで41勝・・・。)
エースが1人で42勝!当然ぶっちぎりで120勝くらいして優勝したんだろう、と思うが何と西鉄は3位。ノムさんと杉浦を擁する南海ホークスが優勝し、昔、安打製造器で、今、「喝ッ!!」オヤジの張本が所属する東映フライヤーズが2位だった。
鉄腕、逝く・・・。_f0054227_04564.jpg

だが、もちろん投手部門は4冠独占。
最優秀防御率 稲尾和久 (西鉄) 1.69
最多勝利   稲尾和久 (西鉄) 42
最高勝率   稲尾和久 (西鉄) .750
最多奪三振  稲尾和久 (西鉄) 353


もうこんな成績を出せる投手は二度と現れないだろう。
是非、天国から星野ジャパンの金メダル獲得を後押ししてください。

ご冥福をお祈りいたします。


鉄腕、逝く・・・。_f0054227_0452513.gif

by currybeans | 2007-11-13 23:30 | Memorial