フェイクでイミテーションな1年でした。
2007年 12月 12日
ことし1年を一文字で現す「今年の漢字」が12日に発表された。2007年に選ばれたのは「偽」だった。年末恒例となった、京都市東山区の清水寺で発表される「今年の漢字」。2007年は「偽」に決まった。清水寺の森 清範貫主は「日本人の一人として、こういう字が選ばれるとは、誠に恥ずかしい」、「驚きどころか、悲憤に堪えない」と述べ、怒りと悲しみをあらわにしていた。前日に東京・新橋で取材したときも「偽」を挙げる人が多く、「この1年を象徴しているでしょ。(例えば)船場吉兆、赤福、北海道の白い恋人、いろいろあります」などといった声が聞かれた。2007年は、特に食品への信頼が大きく揺らいだ。年明け早々、不二家の期限切れ牛乳の使用が発覚したのに始まり、ミートホープの牛ミンチ偽装事件、船場吉兆の偽装表示問題など、賞味期限や産地の偽装が次から次へと発覚した。
去年の12月12日に発表された象徴する1文字は「命」だった。早いね、もう1年か。
食品偽装以外にも、耐震偽装は今年も発覚し、某芸能人の実年齢の偽りwや、最近なら政治家の偽りの公約など・・・。山田洋行の防衛関連費の水増し請求だって、見積書の偽り。
そういえば、オレだって「偽」善者だった。
だが、世界にはこの「偽」という1文字が、他の追随を許さないほどピッタリ当てはまる国があるw
→独博物館の兵馬俑、偽物疑惑で警察が捜査
ドイツの警察は11日、ハンブルク民族学博物館で新たに展示が始まった古代中国の兵馬俑について、偽物である可能性が浮上したとして捜査に着手した。捜査の結果が出るまでの間、博物館側は、11月25日に開始した「Power in Death」と題する同展示を既に見た約1万人を対象に、料金の払い戻しを受け付けている。
→中国で任天堂の「Wii」にそっくりなゲーム機「Vii」発売 販売元はコピーを否定
中国で任天堂のゲーム機「Wii」にそっくりな、「Vii」が発売された。そっくりキャラクターに偽「iPhone」など、コピー製品天国と言われる中国で、またそっくり商品が現れた。このたび中国で発売されたのは、ゲーム機「威力棒Vii」。(中略)販売元は「(Wiiの)コピーではないです。ただ、見た目が似ているだけ。今、世界でこの無線コントローラー技術を持つのは、うちと任天堂だけですよ」とコメントし、コピー商品ではないかとの質問も否定した。
今日だけでこの2件w
「偽」の1文字は、07年の日本と、07年に関係なく、中国そのものに贈りたい。
それがオレの偽らざる気持ちです。
by currybeans
| 2007-12-12 23:30
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