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デイリースポーツを一般紙に!・・・という訳では無い。


by CurryBeans
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「世界のYAZAWA」の勝利

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(写真:徳島新聞)

東芝、「HD DVD」撤退も 次世代DVD事業見直し
東芝が次世代DVD規格「HD DVD」機器について、全面撤退を含めた事業見直しの検討に入ったことが16日、分かった。米国での販売状況などを見ながら最終的に判断する。これにより、2つの規格が対立してきた次世代DVDをめぐる規格競争は、ソニーなどが推進する「ブルーレイディスク(BD)」方式が勝利し、普及に弾みがつきそうだ。
意外にがんばったというべきか。
「負け犬の遠吠え」的な東芝陣営のコメントしか、最近は話題にならなかったHD DVD。
翻ってブルーレイは永ちゃんを起用したCMもインパクトが強く、ネーミングも洗練されたイメージがあるし、ソニーの臥薪嘗胆(がしょうしんたん)が実を結んだ、という感じ。
撤退自体は数日前から一部では噂になっていたが、今朝の読売新聞でも1面だったし、NHKなどでも報道されたようだ。今朝の家電量販店のチラシでも、東芝製のDVDレコーダーがHD DVDに限らず安売りされており、さすが対応が早いなと感心した。

次世代DVDの市場規模は、VHS・β戦争時とは小さいと思われるのだが、東芝は数百億円の損失とか。表に出てこない金も使っているという噂もあるが、日本企業同士の争いはどちらが勝ってもスッキリしない。βといえば、東芝は最後までβ規格につきあったメーカーだったし、プレイステーションでも半導体製造では手を取り合っていた訳だが、連携・敵対は現代の家電戦国時代の常、という事か。

VHS・β時と違い、ネットワークで繋がってリンクしまくる現代家電は、ユーザーに取ってもブランド(規格)統一しないと、その製品の最大のポテンシャルを引き出せなかったり、機能制限があったりするので、困ったものだ。次世代DVDでいえば、ソニー・パナソニック・シャープが手を組んだ時点で、DVDを映し出すテレビを制覇されたも同然なので、東芝にとっては厳しい戦いだったね。

とはいえ、動画や音声の圧縮・再生規格はブルーレイもHD DVDも同じなので、箱やディスクの規格、工場の設備投資の効率重視という、消費者無視な争いをするのも、今世代で最後にしてほしいものだ。

ちなみにオレは様子見派でした。

東芝、HD DVD撤退報道について声明-「事業方針を検討中だが、決定した事実は無い」
東芝は、NHKなどが報じたHD DVDの撤退報道について、声明を発表した。報道では、「東芝がHD DVDについて撤退の方向で最終調整に入り、店頭販売は続けるが、生産や新規開発は終了する」などとしていた。東芝では、「現在市場の反応を見ながら今後の事業方針について検討はしているが、報道のような決定をした事実は無い」としている。
(´ー`)y-~~~ まあ、そう言うよね。さて、明日の株価がどうなるか。
しかし、撤退会見するお偉いさんの心労はいかほどのものか・・・。
HD DVD部署のスタッフもツライだろうが、この悔しさは半導体分野で晴らしてくれ!


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by currybeans | 2008-02-17 23:30 | News