スターチャイルドとなって・・・
2008年 03月 19日
A・C・クラーク氏死去 90歳、世界的SF作家
「2001年宇宙の旅」などの作品で知られる英国出身のSF作家アーサー・C・クラーク氏が19日、心臓発作のため移住先のスリランカで死去した。90歳。秘書が明らかにした。ロイター通信などが伝えた。1946年、小説「太陽系最後の日」でデビュー。小説に加え、映画が大ヒットした「2001年宇宙の旅」など、宇宙や未来をテーマとした約100点の作品を発表した。
著作はSFにかぶれてた中学時代に数冊読んだけど、まぁ難しかったですよw
日本のSFアニメ的世界観(宇宙人は侵略者)に染まってた身としては、宗教的で人類の進化にまで話が及び、壮大でありながら、緻密な科学的考察も十分されているクラークの作品は、まさに自分の幼年期の終わりを自覚させる読後感を与えてくれたような気がする。
これで、アーサー・C・クラーク、ロバート・A・ハインライン、アイザック・アシモフと、人類史上、永遠に語り継がれる三大SF作家が、みなお亡くなりになった。映画「2001年宇宙の旅」の制作に加わる可能性もあった、日本が誇る不世出の漫画家・手塚治虫氏も仲間に入れて貰って、4人で人類の行く末を見守って貰いたい。
Wikipediaから、「クラークの三法則」を紹介。
アシモフの「ロボット三原則」は有名だけど、こんなのあったのか。
・高名だが年配の科学者が可能であると言った場合、その主張はほぼ間違いない。
また不可能であると言った場合には、その主張はまず間違っている。
・可能性の限界を測る唯一の方法は、不可能であるとされることまでやることである。
・充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない。
晩年は、生きている間に宇宙人のいる痕跡を見たかったと話していたとか。
それは叶わなかったけど、2001年を生きて迎えることが出来て良かったじゃないですか。
キューブリックはあと2年の99年に亡くなったし。(そういえばあと2年で2010年・・・。)
でも、それを言ったら、「2061年宇宙の旅(1987)」「3001年終局への旅(1997)」もあるかw
最後に、心からご冥福をお祈りします。
あなたのおかげで、魔法のような科学技術を生み出す研究者や、宇宙を夢見る研究者・飛行士が、数多く誕生してきたはずです。
これからも・・・。
by currybeans
| 2008-03-19 23:30
| Cinema