永遠の2歳
2009年 03月 08日
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“眠れる美少女”の謎が明らかに
イタリア、シチリア島のパレルモにあるカプチン修道会の地下納骨堂に、世界一美しい遺体が安置されている。シチリアで生まれ、1920年に肺炎のため2歳で死亡したロザリア・ロンバルドという少女の遺体である。棺に入れられた彼女をガラス越しに眺めると、“眠れる美少女”という形容にふさわしく、寝息を立てているようにさえ見える。ロザリアの遺体がどのような方法で防腐処理されたのか、これまで謎に包まれていたが、最近になってイタリアの生物人類学者ダリオ・ピオンビーノ・マスカリ氏がそれを突き止めた。(注:化学薬品を用いた死体防腐処理(エンバーミング)は、土葬を基本とする欧米では葬儀の一部として広く行われており、特に北米ではほとんどの州で法制度・資格制度が整っている。)
1月のニュースだが、こりゃスゲー!
1920年といえば、日本は大正9年。彼女の同級生達を調べると・・・
「ファウンデーション」が映画化予定のSF作家の巨匠アイザック・アシモフ(92年没)。
映画監督のフェデリコ・フェリーニ(93年没)。
サザエさんの長谷川町子(92年没)。
世界の三船敏郎(97年没)。
と名だたる人物が並ぶ。
ご健在な方ももちろん、多数。
赤バットの川上哲治さんや、女優の森光子さん、佐和子さんの父上の作家・阿川弘之さんだ。
別にだからどうした?という感じだろうが、自分と同じ年に生まれた女の子が、2歳の時の姿で安置されているというのは不思議な感覚では無いだろうか。
しかし2歳で早逝した愛娘への愛情をひしひしと感じるな・・・。
by currybeans
| 2009-03-08 00:30
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