人気ブログランキング | 話題のタグを見る

デイリースポーツを一般紙に!・・・という訳では無い。


by CurryBeans
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

現代医学・防疫システム VS グローバル化

現代医学・防疫システム VS グローバル化_f0054227_23485833.gif
現代医学・防疫システム VS グローバル化_f0054227_22293028.jpg
新型インフル発生と認定、厚労相が声明発表
世界保健機関(WHO)が警戒レベルをフェーズ4に引き上げたことを受けて、舛添厚生労働相は28日午前5時50分、メキシコ、アメリカ、カナダの3か国で感染症法で規定する新型インフルエンザが発生したとする声明を発表した。世界的な広がりを見せる豚インフルエンザについて日本政府としても新型インフルエンザと認定したもので、政府は今後、同法や検疫法に基づいて、ウイルスの拡大防止のための検疫体制の強化や、新型インフルエンザ対策行動計画に沿った対応を始める。声明で厚労相は「正確な情報に基づいた冷静な対応」「メキシコなどの発生国への渡航を避けることの検討」「マスクや手洗いといった個人予防策」を呼びかけた。
映画「感染列島」が興行的に成功したかどうかは知らないが、このタイミングで上映していても「不謹慎」ということになるんだろうか。タミフルが効く、という事で日本で取り扱う中外製薬の株価は上がっている。喜んでいる人たちもいるという事だ。そういや、どの薬局でもマスクが品薄だったので、製造している会社にとっても売っている店舗にとっても喜ばしいのかな。
逆に旅行会社や航空会社はよりによってGWの時に・・・という感じだろう。
また、鳥インフルでは発生の中心だったアジアからは感染の報告は無かったのだが、ついに韓国で疑いのある患者が出たようだ。
【豚インフル】韓国でメキシコ帰りの1人が感染の疑い
メキシコ、米国で感染が拡大している豚インフルエンザが世界の他地域へも広がりをみせるなか、韓国内でもメキシコから帰国した1人が感染している疑いがあることが28日わかった。聯合ニュースが伝えた。

日本でも、気になるニュースが出ている。
この立ち去った女性がキャリアで、この後に電車やバスで移動していると考えると・・・。

発熱疑いの外国人女性が検疫ゲート突破…成田空港
成田空港に25日に到着したメキシコ発バンクーバー(カナダ)経由の航空機から降りた外国人女性は、サーモグラフィーの画面で顔が赤く表示されたが、関係者が体温の確認を要請しても、その場を立ち去ってしまったという。任意の壁が立ちはだかっているようだ。
現代医学・防疫システム VS グローバル化_f0054227_22343865.jpg
(図表:産経新聞)

豚インフル 生活の不自由受け入れる覚悟を
(前略)日本でいつ感染者が出ても不思議ではない。パニックになる必要はない。必要なのは冷静な対応だ。メキシコを除いた国々での症状はいずれも軽いという。タミフルなど、各国が備蓄してきた抗インフルエンザ薬も効く。ワクチンも数カ月でできる。さらに、日本を含む北半球は、ウイルスの活動が鈍るとされる夏に向かっている。とはいえ、非常時であることは間違いない。国民にとっては、発生地への渡航を避ける、発生地からの帰国者には行政の健康観察に協力することなどが求められる。国内発生となれば、学校閉鎖や、企業活動の縮小も強いられる。今後、国民生活に不自由が出ることも十分予想される。感染拡大防止を考えた行動をすることが、社会のためだけでなく、自らの健康のためにも必要であることを覚悟しなくてはならない。
誰だ?学校や会社が休めて嬉しい、と思っているのはw
青年層の死者が多い、という事で1918年に全世界的に流行したスペインかぜと比べられるが、記事にあるように「高病原性H5N1型鳥インフルエンザの場合と同様に扱うべきかは疑問」という識者が多い。「新型」と呼ぶのも間違いらしい。
ただスペインかぜもそうだが、一旦終息した後に高病原性を獲得した第2波・3波が恐ろしい。
スペインかぜは3月にアメリカのシカゴ付近で発生し、第一次世界大戦で米兵と共にヨーロッパへ渡り、5~6月に欧州で流行した。夏にアフリカで高病原性を獲得、秋になって世界同時流行し、人類が初めて遭遇したパンデミックとして死者が急増。
さらに翌年の春から秋にかけて第3波が起こり、日本での被害はこの第3波が一番多かった。
当時の人口5500万人に対して約39万人が死亡したとされる。
(大正11年3月30日に内務省衛生局より発行された「流行性感冒」より)
全世界で感染者6億人。死者は2000万から4000万と言われており、戦争や災害を含めて最も多くの人々が短期間で死亡した原因といわれる。
さすがにここまで悲惨な事態にはならないのでは、と何の根拠も無く思うのだが、人や物の流通は当時と比較にならないくらいグローバル化し、変異したウイルスの凶暴性も未知な為、現代医学と各国の防疫体制がどこまで機能するか?という事になるのだろうか。
まずは舛添大臣もいっているが、なぜスペインだけ大量の死者が?という現象の解明が必要。

しかし、世界経済がこういう状況の時に弱り目に祟り目だな・・・。

【続報】<新型インフル>米で幼児死亡 メキシコ以外で初の死者



現代医学・防疫システム VS グローバル化_f0054227_23491370.jpg
横浜7-4阪神 5回戦 (阪神3勝2敗、甲子園、18:00、46431人)
阪神・安藤、屈辱の3回6失点KO
横浜が逆転勝ち。0-1の三回に吉村の三塁打など4長短打で6点。八回には村田の1号ソロで加点した。先発のウォーランドは5回4失点で今季初勝利。阪神は安藤が誤算。制球が甘く、今季最短の3回で降板した。


現代医学・防疫システム VS グローバル化_f0054227_23492628.gif

by currybeans | 2009-04-29 00:15 | News