復興特需も半端ないとはいえ・・・。
2012年 02月 10日
発生が予想される首都直下地震で、東京23区のうち11区で避難所の収容量が大幅に足りないことがわかった。都心が震源の場合、、住宅が被災すると予想される都民の1割以上にあたる27万人分の避難所が不足。また東日本大震災を機に、対策の見直しが進められている「帰宅困難者」を含めると、試算では約130万人分以上の新たに避難先の確保が必要になる。すでに公共施設の収容能力は限界で、各区は今後、企業や商業施設、ホテルなどに受け入れ協力を求める。都の被害想定では、首都直下地震の発生で、23区内で自宅を失うなどして避難所生活を余儀なくされる住民は計239万人と推計。しかし、足立、大田、目黒など11区では、小中学校などの公共施設をすべて活用しても、計約27万6000人分が足りない計算だ。一方、公共交通機関がストップすることで自宅に帰れない帰宅困難者は推計で約448万人。これまでは避難所を利用することは想定していなかったが、東日本大震災では、交通手段がなくなった人が、区などが住民向けに指定する避難施設に殺到した。震災後、都などでは民間企業に対し、地震発生後は従業員を3日間程度、会社にとどめて帰宅させないように求めている。しかし、都内では観光や買い物などで訪れている人が多く、こうした人が身を寄せる避難先の施設提供が問題として浮上していた。国の調査では、震災があった昨年3月11日、首都圏にいて帰宅できなくなった人の32%が「買い物などの外出中」だったことが判明。各区などの試算では、少なくとも100万人以上が避難先がないことがわかった。
避難先多そうな練馬もダメなのかw
まあ練馬区だけで人口が70万人越えている訳で、島根県とか高知県クラスだもんな。
としまえんを公園化して非難場所にしようとしているのも、こういう状況が後押ししているんだろう。東京のタブロイド紙とか週刊誌は4年以内M7クラスが70%の話題が多いが、震度6強クラスが来ると(発生時間帯にもよるが)地球の自然災害史に残るような出来事になると思われる。当然オレも被災者になる訳だが、個人や家庭レベルの備えや防災意識でどうにかなるようなレベルにはならないと思われる。消防、警察(自衛隊)がとてもじゃないが数百万人をフォローしきれないし、千葉や神奈川といったベッドタウンとの接続が橋に依存しているのも厳しい。交通・電話・水道・電気・ガスのインフラが麻痺した状態の1200万人都市がどうなるのか?東日本大震災で世界から賞賛された日本人の忍耐強さ、道徳心の強さ、連帯意識の強さが人間関係が希薄な東京でどこまで発揮されるか?外部の研究者にとっては興味津々だろうが、当事者であるオレ達はたまったものでは無い。つーか、日本全体に与える経済的な影響も計り知れないと思うので、「東京ざまぁ!」なんてリアルでは言わないようにw
しかし会社に3日間留め置かれるのはイヤだなぁw
by currybeans
| 2012-02-10 23:30
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