まずは全閣僚の「政治家適格テスト」をw
2008年 12月 27日
知事、全市町村成績を公表=秋田
文科省が07、08両年度に実施した全国学力テストについて、秋田県の寺田典城知事は25日の記者会見で、県内全25市町村別の小中学校の成績を公表した。都道府県レベルで市町村別の成績を全面公表したのは全国初
秋田は成績上位県だからってのもあるかもしれないが、英断ですね、立派です。
ここで問題なのは、例えば過疎化が顕著な村で学校が1校しか無く、そこにテスト対象学年の生徒が1人しかいない場合か。モロ個人の成績になる訳だ。
(マンツーマン指導だから成績優秀そうな気がするんだがw)
とはいえ、そういうケースは本人が拒否すれば公表しない、というルールにすれば良いだけ。
成績優秀で公表したい!という場合も当然あるだろうし。
→文科相「知事に権限あるのか」=秋田県の学テ成績公表で
秋田県の寺田典城知事による全国学力テストの市町村別成績公表について、塩谷立文部科学相は26日の閣議後記者会見で「情報公開請求を受けてでもなく、全く独自に発表されたが、知事にそういう権限があるのか」と批判した。塩谷文科相は、同県の全市町村教委が成績公表に反対だったと強調。「テストに参加しない市町村が出てきて、全数調査ができなくなると問題だ」との懸念を示した。
テストに参加しない自治体があるなら、公費使ってるんだから参加させろよw
結局、序列を付けられたくないのは、学校であり、教師なんじゃないか?
で、この塩谷とかいう大臣も、国民と教師のどちらの立場になって話しているんだろうか?と。
→<学力テスト>結果公開に「対抗する法を」…塩谷文科相
自治体が不参加しないように法整備するのかと思ったら、公開に対してかよw
ダメだなこの町村派(清和会)の世襲政治家は・・・。
→学力調査公開「現場の判断で」=河村官房長官
河村建夫官房長官は26日午前の記者会見で、秋田県が市町村別の全国学力・学習状況調査の結果を公表したことについて「各市町村の結果の開示は、あくまでも現場の教育委員会の判断に委ねるべきではないか」と述べた。
確か教育委員の任命権は、議会承認は必要だが都道府県知事にあったと思うがw
内閣として見解を一致させとけよ。
→心の病による休職教員、過去最多4995人…07年度
2007年度にうつ病などの心の病で休職した公立学校の教員は、前年度より320人増えて過去最悪の4995人にのぼることが25日、文部科学省のまとめで分かった。心の病による休職者はこれで15年連続の増加。教員の間にじわじわと広がる心の病に、文科省は危機感を募らせている。
親や子供のモンスター化で大変だとは思うが、弱くないかい?
一般企業では新卒なんて数年は使い物にならない訳だが、教員の世界ではいきなり「先生」。
自分の能力と周囲の期待値とのギャップも大きいんだろう。従来はそこをベテランの教師がフォローしてくれていたんだろうが、社会全体の人間関係の希薄化が、教育現場にも現れているのだろうか。
by currybeans
| 2008-12-27 01:30
| News